付録：コマンドの仕組みとか経緯とか

• 自前のサーバーを立てた理由
  今まで使えていたNightbotのコマンドが、DBD Statsの仕様変更で急にうまく動かなくなりました。
  既存のコマンドをアレンジするにしては大がかりな仕様変更になりそうだったため、これを機に「せっかくだったらもっと便利で安全な仕組みにしよう」と思い、このサービスを立ち上げました。
• 以前の仕組み（Nightbotの標準機能）
  Nightbotのコマンドで複数のデータを取得して、自動でランキングやゲームの統計を表示していました。
  例：Steamデータベースや他サイトから直接データを取ってくる
• 問題点
  • 負荷が高かった
    Nightbotの仕様で、一度にたくさんアクセスするとエラーになったり遅くなったりします。
  • セキュリティ面の脆弱性
    大事な「トークン」（秘密の合言葉みたいなもの）が誰でも見える状態になっていて、悪用される危険がありました。
  • 良い点もあった
    ・10分くらいで誰でもコマンドが作れた
    ・サーバーを自分で用意しなくてもOKだった
• 今回の仕組み
  ぶらんちサーバーがデータをまとめて取得し、Nightbotには「最終結果だけ」渡す形にしました。
  「短縮URL」を作って、秘密の合言葉は外に見えないように工夫。もし万が一合言葉が見えても、悪用できないようさらに二重で対策。
• 改善ポイント
  • Nightbotの負担を大幅に減らせた（ぶらんちサーバーからデータを受け取るだけ）
  • セキュリティも強化（トークンが外に漏れない・漏れても安心）
  • エラー情報や実行結果の蓄積（今後の改善等につながります）
• その他の工夫
  Nightbotだけで、ユーザー登録からコマンド実装まで完結 → 手間がかからず、みんなが簡単に使える
• まとめ
  前： Nightbotに全部やらせていた（楽だけど不安定＆危険アリ）
  今： ぶらんちサーバーに頭脳を分担させて、早くて安全になった